My Favorite Music in 2023

この記事は Your Favorite Music in 2023 Advent Calendar 2023 の 12 月 1 日分になります。

目次
  1. Shalamar - This Is for the Lover In You
  2. 杏里 - Morning Highway
  3. 角松敏生 - Friday To Sunday
  4. Roberta Flack - Uh-Uh Ooh-Ooh Look Out (Here It Comes)
  5. The Electric Gypsy - The Winter Trilogy (Part 1)
  6. 最後に

Shalamar - This Is for the Lover In You

Shalamar と云えば "A night to remember" くらいしか知らなかったのですが、FM ヨコハマの Prime Time という番組で DJ が "This is for the lover in you" を熱く紹介していて、それを耳にしてからすっかりハマってしまいました。

この曲が収録されているアルバム "Three for love" は間違いなく今年一番聴いた 1 枚だと思います。ずっとサブスクで聴いているのでレコードが欲しいなあと考えているものの、なかなか見つからない 1 枚です。そんなにレアなアルバムではない筈ですけれど......

杏里 - Morning Highway

ここ数年の間、私の中で角松ブームが起きています。今年は特に杏里の角松三部作の LP がリイシューされたこともあり、その辺りをよく聴きました。

韻を強く踏んでいくようなボーカル、気だるげな雰囲気を漂わせるアレンジ、LA の名うてのスタジオミュージシャンによる隙のない演奏、そしてストリングスとコーラスが絡み合っていくようなフェードアウトでこのアルバムの A 面は終わります。余韻も含めてじっくり味わいたい一曲です。

角松敏生 - Friday To Sunday

1982 年発売の全曲 LA 録音のセカンドアルバム B 面 1 曲目に収録されている曲です。

今年の前半は北日本へ旅をする機会が多く、その道中や旅先でこのアルバムをよく聴いていました。そのため、私の記憶の中で旅先の光景と楽曲が結びついていて、特にこの曲を耳にすると夜明け間近の早朝にホテルの窓から眺めた函館駅がハッキリと思い出されます。朝のすがすがしい空気感やこれから始まる北海道の旅への高揚感にマッチする 1 曲でした。

この曲の後に収録されているインタールードがあまりにも心地いいので、それだけを引き伸ばして延々と聴き続けたい......

Roberta Flack - Uh-Uh Ooh-Ooh Look Out (Here It Comes)

interfm の早朝の Guy Perryman Show という番組で耳にしてから、ついついハマっている 1 曲です。

私の中で Roberta Flack というと 70 年代の Donny Hathaway とのコンビの印象が強かったですが、ニューソウルとは違う雰囲気の Roberta の曲に出会えて良かったです。

The Electric Gypsy - The Winter Trilogy (Part 1)

この曲は津軽海峡フェリーの接岸時の船内 BGM に使われている曲です。実際には、この楽曲をアレンジした音源が使われていますが、大きくは変わっていないと思います。

このピアノの旋律を聴くと否応なしに「ようやく函館だっ!」という気分になります。長い長い東北地方を抜け、4 時間弱フェリーに揺られて辿り着く函館は私にとって重要なマイルストーン的な場所であり、気分が高揚しているその場面ではいつもこの曲が流れています。

また津軽海峡フェリーで北海道へ行きたいなあ。

最後に

今年も音楽との出会いはラジオが中心でした。ラジオで良いなと思った曲を Shazam で調べて、Apple Music でアルバム全体を聴いてみてハマっていく、というのがいつものパターンでした。それにしても、今年はグッとくる新譜に出会えなかった気がします。